夏の青さに任せて

春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来る

そしてまた春が来る

グラデーションはあれど日本はこう回っている

誰も抗うことはできない

 

けれども、どこか秋を認めていない人がいるようだ

家では短パン少年

ジャケットはまだクリーニングのカバーをかけたまま

半袖の下着はウォーミングアップを始めたばっかりで

乱高下する加工の中であっで

どうにも夏が留まっている

 

今年の夏、夏っぽいことはほぼ全てやっただろう

花火もしたし

海も行った

フェス?ライブも行ったし

ビアガーデンは行けなかったけど

 

なのに、やり残したことがあるような

どう考えても心が折れていた去年よりはいいはずだし、浮ついていた一昨年よりは不作でいいのだがね

 

新装開店&5年後までやってこない歪な夏であったけれども

色は何色だったのだろう

暖色な気がする

なぜだろう

 

季節に追いつけていないようで

追い越していたのかな

 

トンネルを抜けると、隣の車線は消えていた

 

夏なのに、暖かくなればなるほど

脇の下を秋風がゆく

 

 

寂しかったのかな

なんの前触れもなく

包んだ風呂敷を6つ広げた

もっと早くでもよかったのに

 

スイッチが入ったようだ

そう上手く動きそうにもないが

一貫したメッセージを出すのも珍しい

また、失敗を繰り返したのだから

嘆く前に動きたいものだけれども

恒例のようにステージにも上がれず

結果的に苦しいほどの平和に誘った張本人からのいいねだけで終わるのは悲しかった

 

昨日もまだあの席はあった

勢いのような24時間ですら評価できてしまう

あれを地に落とさなければ墓には入れないだろう

 

視点を変えるのも、頭を下げるのもいいと思った

選択権は下駄箱の闘いで誰よりも早く放棄されていたのだから

 

そんな中でも

ポケットに入っているBBの存在に

気がつくこともある

どこかのゴミ箱に入れた感情を

探してしまいそうになる瞬間もある

 

消費し尽くしたダイヤにもう一本線を引くのは容易ではないことは当然だ

兄弟の悪魔の波線もあることも知っている

 

続けることは無理でも

戻ることで夏は寒くできる

その寒さのなかは

もう少し甘くてもいいだろう

 

手の温もりを尊重できた時

夏とジャケットが入れ替わりそうだ

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現実味がないけどね。

 

少しアルファベットを戻して

サブスクを解約しよう

 

 

 

 

 

いつ、どのような

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