ノーダウト

人は人にはいえない秘密を持っているものだ

たとえ本音で当たっていても

バックヤードには本音が並べて置いてあることも多い

 

私はあまり秘密を作らない方だと思っている

そんなに隠す要素もないとも思う

 

言わないだけで隠してもないこともある

会話できる時間は有限だし

他の人の話を聞くターンも長いから

 

だからこそ伝えられないことが多くて

印象が変わるのかもしれない

 

 

時に人の秘密を背負うこともある

口が軽そうに見える(と自認している)が

背負うことが少ないからか

荷物を下ろすことはないだろう

忘れることができることを上手く使っている

重さがなくなれば普通に接するだけだ

 

 

 

 

建前だけで接する人が増えていくのかと思いきや

本音でぶつかりあえる期間

そして、それが拡大できそうな予感

 

 

それだけでは語れないってことを見せてくれた

乾杯

切り取れば初めてのことだった

外観は歴史に刻めることだ

ただ、中身はコトアールの続きだ

ステレオタイプにはめ込んだら

その枠にはどんな人でさえ

代わりがいるのかもしれないと思った

 

意外な経験が自分を救ってくれたことに気がついた

劇薬に見えた薬を拒まずに自分の中に落とし込めたときのことだ

そして、危機回避能力とともに

人を捉える重要性を思い知らされたときのことも

逃げたことと、逃げなかったこと

ただ、どちらも経験として活きていることを実感した

 

上手い話はない

ただ悲しいだけの話もない

 

冷静になれるようになった

言葉に出しながら読みができるようになった

位置付けは難しいが

また面白い落とし所になりそうだ

 

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2022

あとは運と片足だけ

箱の中を駆け回って、寄り道して

結局既定路線だけど

それでも予想のできない夏をする

 

 

 

 

そして、嘘をつこう

ニョイ